SIPインターホンを作ってみた。

工場を借りたものの用事がない時は常に留守です!

特に店舗として営業してるわけではないのでw

しかし、留守中に人が来た時の為にインターホンを用意してみました!

 

ボタンを押すとSIPを使ってネット経由で仕事の電話が呼び出されます!

用意したものはこんな感じ。

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ハンズフリー機能つきのやすいアナログ電話機

極性反転とホットライン対応のATA(今回はPAP2-NA)

 

作業中の画像はないのであっという間に完成図w

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アナログ電話機をバラしてPICで電話機を操作してるだけですw

インターホンのボタンを押すとハンズフリーボタンを一回押す。

30秒待機して反応がなければ受話器を上げて下ろす事でハンズフリー解除&通話終了。

 

もし電話がつながって極性反転を検出したらそのままハンズフリー状態を維持。

通話終了して極性が再度反転したら受話器を上げて下ろす事でハンズフリー解除&通話終了。

 

もしも着信があったら極性が反転するので4秒間待機して呼び出し音を鳴らす。

その後ハンズフリーボタンを押して通話スタート。

通話終了で極性反転したら受話器を上げて下ろす事でハンズフリー解除&通話終了。

 

こんな感じの処理をPICで判定してリレーで電話機を操作してます。

電話線の極性はフォトカプラを通してPICで検出してます。

 

PICを使った事ある人なら簡単な回路なのですぐに出来るでしょう!

このままだと受話器を上げるだけの回路になってしまうのでATAのホットライン機能を使って受話器をあげたら自動で内線番号にダイヤルするように設定すれば完成!

 

インターホン子機は見た目はそのままで中身のマイク、スピーカー、ボタン、LEDをのっとって使用。

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配線が二線式じゃなくいっぱいになったのでLANケーブルを流用して接続。

LANケーブルなら自分で好きな長さの8線ケーブルが作れるのでこういった工作には便利ですw

あとは出来上がった回路とATAを適当な箱に詰め込んで…

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室内の適当に壁掛け。

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外見は普通のインターホンだけどSIP経由でどこでもスマホで対応できるハイテク品になりました!

 

しばらく使ってみて誤作動起こさないかは様子見で!

ちなみに工場には固定のネット回線を引いてないのでLTEの設置型ルーターで運用中。

IIJのファミリーシェアプランでスマホとセットで月額3500円程。

 

自作してみたけどあんまり安くなかった…

怪しいSIPドアホン個人輸入できるくらいの金額になっちゃったなぁ~

見た目が普通のドアホンって点は気に入ってるけど!

 

もし誤動作するようなら素直に輸入物SIPドアホン買おうかな…

 

あ、今回改造した電話機は一般のアナログ回線には接続しないで下さいね!

法律で認可受けてない電話機は電話線に接続しちゃダメですよ~