ReadOnly化したRaspberry PiをSSHからReadWriteに戻す方法。

以前の記事でaufsとfsprotectを導入してReadOnly化したRaspberryPi。

BootパーティションまでReadOnly化してあると変更を加える度にSDカードを取り出してfsprotectを解除してやる必要がありました。

我が家ではルーターと一緒に隠れた場所に設置してしまっているためそれがとっても面倒!

と、言うことでSSHからコマンドでReadWriteに戻す方法を考えてみました。

 

まずはSDカードを取り出してcmdline.txtのfsprotectを削除or書き換えしてReadWriteにして再起動。

 

続いてDDを使用してBootパーティションのイメージを作成。

dd if=/dev/mmcblk0p1 of=/usr/aufs/boot.img

保存先ディレクトリはお好みで変更してください。

以上で準備は完了!

nanoエディタ等でcmdline.txtを編集してfsprotectを有効にして再起動!

 

ReadWriteで起動したのを確認したらDDを使用してmmcblk0p1にboot.imgを書き込んで再起動すればfsprotectが無効になります。

dd if=/usr/aufs/boot.img of=/dev/mmcblk0p1

reboot

 

DDコマンドはデバイスを指定すると直接デバイスに書き込みに行くのでfsprotectをが有効でもSDカードに変更を加えれる事を利用してfsprotect中にcmdline.txtを書き換えちゃいます。

本当はマウント中のデバイスにDDは辞めたほうがいいんだけどBootパーティションだし、fsprotect中だからまぁ大丈夫じゃないかな?

DDコマンドは扱いを間違えると全データを消去してしまったりで起動困難になる可能性のあるコマンドですので利用は自己責任でどうぞ!