噴射ポンプ、軽油漏れ修理。

とりあえずパーツ一式が揃ったのでちゃちゃっとやっちゃいます!

噴射ポンプの構造に関してはネットで調べて画像を見たらしっかりと思い出したのでサビマなしでもOK だろう!

 

写真は全然撮っていなかった・・・

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とりあえず邪魔なものを撤去していきます!

トヨタの修理書によると噴射ポンプを取り外す際はラジエターの撤去やらベルト類全撤去となってますが・・・

今回はとにかく手を抜く!

タイベルを緩めて噴射ポンプが取り外せれば構わないので

ファン&ファンベルトを外してタイベルのカバーを半分だけ撤去して作業。

 

プーリープーラーを使うときに若干ラジエターに干渉するのでラジエターの取り付けボルトを外してウエスを挟み込み3cmほど前にスライドでなんとか対処。

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初めての作業で慎重にやっていたものの1時間ほどで取り外し完了。

そして・・・

割ります!

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ガレージ内はバイクで一杯なので路上作業ですw

開けるときに傾けてしまったのでスプリングやらシムやらローラーやら・・・全部ぶちまけましたw

バラけた部品をチェックしたところ教科書通りのシンプルな構造なので分解&作動図はしっかり脳内で再現出来ました~

ちゃちゃっとOリングを交換して組付け。

古いOリングはカチカチのプラスチック状態。

曲げてみたらポキっと折れてしまった!

サイズも潰れて同じパーツとは思えないくらいに薄く・・・

コレじゃ軽油駄々漏れになるわな~

 

バネを元の位置に収めるのがめちゃくちゃ難しい!・・・がなんとか入った!

つづいてガバナケース。

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パカっと。

こちらのガスケットはそこまで古くなさそう。

ガバナケースガスケットだけは過去に交換経験があったみたい。

それでも新品と比べればかなり硬くなってるので交換。

 

その後、サイドに有るOリング3つも交換。

ガバナシャフトのOリングは今回はばらさずそのままに。

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そして完成!

 

コレを車体に戻してエンジンのかけれるところまで組み付け・・・

そして・・・噴射ポンプのエア抜き作業へ!

 

プライミングポンプをひたすらポンプ!

そして・・・フレアナットをゆるめた状態でセルを回すとフレアナット部分から軽油が・・・

 

 でない!?

 

更にポンプポンプ!

セルを回す・・・がダメ・・・

そんなこんなやってるうちに夕飯の時間になったので一日目は終了。

 

2日目!

仕事で使ってる車がこのままでは大問題!なんとしても直さねば!

念のため噴射ポンプを外して再度分解チェック。

2度めは1時間もかからずに取り外し&組付けが完了w

やっぱり噴射ポンプは問題なさそう。

 

そこで、ふと・・・

あれだけプライミングポンプをストロークしたのに噴射ポンプから出てくる軽油が少なかった事に気づく・・・

コレだ!

 

エア抜きのためにひたすら押していたポンプ自体が壊れてたorz

GSに行って携行缶で1Lだけ軽油を買ってきて噴射ポンプのプランジャ部分に軽油を流し込む。

車体に噴射ポンプを組み付けてからガバナケース上部のバンジョーを外して注射器(フォークの油面調整用)で中がいっぱいになるまで軽油を注入。

そのままフレアナットをゆるめた状態でクランキング!

今度はすぐにフレアナットから軽油が出てきた!

あとは、フレアナットを締めてエンジン始動!

無事エンジン始動しましたw

 

ノッキング音がひどいので噴射時期を少しズラして再始動。

とりあえずそのまま30分ほどアイドリングしても下に軽油が垂れる事はなかったので作業完了!

あとはしばらく様子見だな!

 

まさかプライミングポンプが死んでたとは・・・

ポンプが死ぬとエンジンを止めた時に軽油が逆流して始動困難になるって聞くけどいっつも始動性はいいんだけどな~

とりあえず・・・プライミングポンプが使えないとなるとガス欠したら始動困難になるからコレだけは注意しておかないと!

お金ができたらプライミングポンプも新品に交換しておかないとな~